思い出のドラマ③

フジテレビ1995年秋

『恋人よ』

脚本 野沢尚

出演 鈴木保奈美 岸谷五朗 佐藤浩市

   鈴木京香 長瀬智也 等(敬称略) 

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大学生の時は、トレンディドラマブームだった。『東京ラブストーリー』『愛という名のもとに』『ひとつ屋根の下で』等、フジテレビがドラマでひとり勝ちをしていた。

 

『恋人よ』が放送された年は、既に社会人になっていた。性愛と純愛の区別もついていた。

 

その中で、鈴木保奈美演じる愛永と、岸谷五朗演じる航平の手紙のやり取りや、会ったときに小指にする口づけの方が、プラトニックなのにむしろ官能的だった。

そして、逢瀬の際に口づけていた小指を切り取って貴方の傍においてほしいという愛永の最後の想い、その願いを尊重する航平の想いに、衝撃を受けた。

 

人間とは情欲に満ちていて、身体を求めあってしまう生き物。想いだけで満ち足りる事はあるのだろうか。セリーヌ・デュオンの力強い歌声を聴くと、不思議とありそうな気がしてくるから主題歌選択もすごい。