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カルテット第9話

「全員嘘つき 全員片想い」

そんなフレーズから始まったドラマ。

 

でも第9話はこうだった気がする。

「全員嘘なく 全員両想い」

それぞれの思惑があってカラオケボックスで出会った四人。しかし、一緒にご飯を食べ、同じシャンプーを使い、音楽を通して、理解しあってきた。今や本当に理解しあえる家族のような存在。好きとか嫌いとか白黒なく、グレーで心地いい関係。曇り空だけど雨のない関係。

 

四人のお芝居は、泣き所がたくさんで、心が震えた。何も言わなくていいからと言うすずめ。信じてほしいと言った真紀。人生やり直しスイッチは押さないと言った家森。みんな欠けている部分があるから好きだと言った別府。

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真紀のいない家で夕飯をつくるすずめ。一筋の涙を流す家森。ズボンを握りしめる別府。三人で囲む質素な食卓に、寂しさとそれでも生きていこうとする決意を見た気がした。

 

最終回。1年後が描かれる。四人は再び同じ旋律を奏でることができると期待して、1週間待ちたい。そんな気分である。