読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

🎥『英国王のスピーチ』🎬

2010年イギリス・オーストラリア制作

『The King's Speech』

監督 トム・フーバー

出演 コリン・ファース

   ジェフリー・ラッシュ

   ヘレナ・ポナム=カーター

乞音に悩まされた英国王ジョージ6世が、オーストラリア出身の平民の言語療法士と共に友情を育みながら克服し、真に国民に愛される国王になっていく過程を描いた物語。アカデミー賞作品賞受賞作。

f:id:dramacinema:20170510091914j:image

コメディアスとシリアスが絶妙で緩急がある。芝居達者の二人の掛け合いが素晴らしい。

ヨーク公は乞音に悩み続けていた。妻であるエリザベス妃が風変わりな言語療法士ライオネル・ローグを見つけてくるが、不信や喧嘩が続く。

ライオネルは第一次世界対戦後の心に傷をおった兵士たちの言語問題を独自の手法で治療してきた。次第にヨーク公も心を開く。

厳格な父ジョージ5世と兄である皇太子デービッドとの関係により、ヨーク公エドワード王子は心に秘めたる怒りやストレスを抱えていた。利き手の矯正、乳母の兄への偏愛と自分に対する仕打ち。それらのストレスや悲しみ、人に対する恐れこそが乞音の原因だった。ライオネル・ローグは、それを解き放つこと、怒りを放つことが乞音克服には必要だと見抜いていたのだ。

おかしな治療法はコメディアスな部分。妻役のヘレナも思いきって演じている。
f:id:dramacinema:20170510092441j:image

父の死により、兄がエドワード8世として即位。しかし英国国教会では、国王は離婚経験のある女性誌とは結婚できない。

兄が女性を選び退位することを決め、ヨーク公ジョージ6世として即位することとなった。スピーチで失敗が続いていた彼だったが、戴冠式で見事なスピーチを見せる。

そして、時代は第二次世界対戦の始まり。自ら政治はできないが、国民のための王室でなければならない。国民が力を合わせて正義を守ろうと呼び掛けるラストのスピーチ。緊張とストレスから乞音が出そうになるところを、必死にサポートするライオネル。二人の友情が信頼関係が伝わってくる。
f:id:dramacinema:20170510092455j:image
よい作品だった。後のエリザベス女王が可愛らしい(o^∀^o)