🎥カラーパープル🎬

1985~86年公開
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監督 スティーブン・スピルバーグ

原作 アリス・ウォーカー

出演 ウーピー・ゴールドバーグ(セリー)

   マーガレット・エイヴリー(シャグ)

   ダニー・グローヴァー(アルバート)

   オブラ・ウィンフリー(ソフィア)

   アコーシア・ブシア(ネティ) 等(敬称略)

 1900年代のある年の冬、セリーは二人目の子を出産した。母がさせない事をさせろと父におかされできた子だった。一人目の男子アダムも二人目の女の子オリビアも抱き締め授乳することもないほどすぐに、父親がどこかに連れていってしまった。
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セリーは妹のネティだけが心の救いだった。よく教会で見かけたミスター(アルバート)が浮気相手に妻を殺され、後妻にネティをとやってきた。父はネティではなく器量の悪いセリーを嫁がせた。

セリーは奴隷のように働かされた。家事に、三人の子どもの世話に、夫の性処理......自由はなかった。しばらくして、父が執拗にネティに迫ったため身を寄せてきた。姉妹が共に過ごす辛くとも楽しい日々。妹から字を習った。しかし今度はアルバートがネティの身体を求めた。彼はネティに拒否され追い出してしまった。死ぬまで手紙を書くと言いながら去っていく妹。しかしアルバートによってその手紙がセリーの手には渡らなかった。
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1916年、長男ハーポが気の強い女性ソフィアと結婚。しかし暴力が原因でソフィアは子どもたちと出ていってしまう。

次にアルバートの憧れの歌手シャグが病の療養でやってきた。世話をするうちに、自立している彼女に惹かれ影響を受けるセリー。
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1922年、ハーポたちの店でシャグが歌手になった。セリーを称賛するブルースを唄い感謝を伝え、二人の間には友情以上のものが生まれた。そのシャグがバンドメンバーと旅に出ることになり、付いていこうと支度していたところをアルバートに見つかってしまう。牢獄から抜け出せず倒れるセリー。

そして気の強い女性ソフィアは市長夫人の差別的な発言に怒り市長を殴って逮捕。メイドにされてしまう。
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1936年、シャグが結婚してセリーを訪ねてきた。その時シャグが郵便受けを開けてネティからの手紙を見つける。アルバートが隠していた手紙を探しあて、ずっと妹が約束を守ってくれていたこと、セリーの子を引き取った牧師に偶然助けられ、伝道のためアフリカにいることを知った。
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シャグはセリーとハーポの愛人を連れて夫と旅に出るとアルバートに伝えた。しかし彼はセリーを侮辱しまくり、セリーは今まで圧し殺していた気持ちをとうとう表現したのだ。
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ソフィアはその姿を見て本来の自分を取り戻した。そしてセリーは自由になったのだ。

翌年、父だった人の葬儀で町に戻ったセリー。家や店など遺産を遺され、パンツショップを経営する。シャグはハーポの店で久しぶりに歌ったことがきっかけで、牧師の父と和解する。そしてアルバートは密かにセリーを気にかけ、罪滅ぼしにアフリカからネティを呼び戻す手続きをするのだった。

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そしてセリーはネティとの再会を果たす。成長したアダムとオリビアとも会うことができた。
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人種や男女間の差別、性的虐待、親子関係の問題など、様々な要素をはらんだ作品。

ウーピーの抑えた演技、マーガレットの口調と凛とした姿勢が素敵だった。音楽もゴスペルやブルースなど素敵だった。舞台化もされてる有名な原作らしい。