📺金城流のラストに😱

関テレ火曜ドラマ

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『CRISIS』は関テレからの予告通りの結末に。いかにも金城一紀さんらしいラスト。驚きとともに、物語の続きに余白を残す。

同じく小栗旬主演でテレビ朝日が制作した『BORDER』もそうだった。

 

稲見の元同僚である結城との物語が先週からラストケースとして始まった。今回はオフィスを爆破された後、結城の脱柵の理由を探る。結城の恋人との写真を見て思い出す田丸。さすが生粋の公安だ。それは1年前のガス爆発事件(本当は総理の息子による爆弾事件)の被害者の一人だったのだ。

特殊任務部隊として現場に足を踏み入れた結城。恋人の生存を祈りながら。しかし無惨にも彼が贈った指輪をして垂れている手を見ることになる。

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結城の任務は国家にとって都合の悪いものの回収だった。恋人の死を機に何のために自衛官をやっているのか解らなくなった。そして任務の目的を上官に吐かせ復讐の鬼となる。

特捜班は、総理の息子の警備を命じられた。結城の爆発物や銃や戦闘能力の高さに翻弄され死と隣り合わせになりながら立ち向かう特捜班の5人。

稲見は自分が抱いたのと同じ疑問で苦しむ結城に語りかけ、理解しあい、引き金を引くことなく確保した......と思ったら銃の音。無抵抗の結城は射殺された。そこには鍛冶がいた。特捜班と総理の息子はおとりで、国家にとって驚異分子の結城の抹殺が目的だったのだ。

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特捜班は解散⬅多分

結城を死なせてしまった稲見は苦しみ続け、吉永は新たなボスに招かれ公安に残るのか。大山は再びハッカーに戻るのか。樫井は標的警視庁と書かれた設計図を描きどうするのか。テロリストと教会で会う田丸の行く末は?そしてラストで流れた「今入ってきたニュースです」とは???

最後まで後味が悪いのに、惹き付けられるドラマだった。温かくて強い光を感じるのに、何故か暗闇なのだ。

正義って何なんだろう?権力者がそれを決めるのか。多数決で決めるのか。

国家って何なんだろう?国民のためにある訳じゃなさそうだ。

考えれば考えるほどわからない。そうやって考える機会を金城さんは提示したかったのかもしれない。