自分勝手なエンタメ日記

ドラマ・映画・役者さん・音楽に関する独り言

📺政次の覚悟と愛

NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』は山場ですね。不条理なやり方で井伊谷が今川の手に渡ってしまった前回。
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直虎と政次は復活への道を模索していた。そんな中、今度は虎松の首をとれという氏真の命令。

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関口が井伊谷にいる限りは首を出さねばならない。危機を乗り越えるための時間稼ぎとして、政次は直虎を人質として軟禁する。

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敵を欺くために、恩義のある南渓和尚にも刃を向けなくてはならない。
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そして、地獄に落ちる覚悟をした。庶民の中で病にかかって余命幾ばくもない子どもを探しだし、親に銭を渡してその子どもを斬ったのだ。何も関係のない子どもの首を虎松の首の代わりに......。政次にとっては、井伊を守るためにはやむを得ない選択だった。

直虎や和尚たちが関口の前にある棺桶の中の首をあらためるように呼び出された。

子どもの首に化粧が施されていたことを指摘された政次は「寅松さまは疱瘡にかかっておられたので、お見苦しくないように化粧を施した」と申し開きをした。当時は疱瘡と言えば感染する難病だ。皆近寄ろうとしない。全てを悟った直虎は首を抱き泣きながら経を読んだ。「よくあんなことを」と驚く役人に「母ゆえ」と和尚が後押しする。そして経は大きくなるのだった。

泣きながら棺桶を埋める直虎に、頭は言う。「あの人は守りたかったから守ったのだ」と。そう、政次は井伊谷を守るため、直虎や寅松を守るために鬼になったのだ。

今川からの目付として井伊にいる小野家に生まれながら、おとわを幼い頃から愛し続けている政次の愛のかたち。切なく哀しい報われない愛。それでも無償の愛を直虎に井伊に注ぐ政次を私は最期まで見届けたい。