自分勝手なエンタメ日記

ドラマ・映画・役者さん・音楽に関する独り言

📺政次の短い幸せ

高橋一生が雑誌のインタビューで、大河ドラマ『おんな城主直虎』で芝居をしている中で「死んでもいいと思える瞬間があった」と答えていたのは最近でしたね。
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今日第32回『復活の火』を見て、おこがましいのですが、その言葉の意味がわかるような気がしました。

井伊が潰され、小野が代わりに城主に。それはあくまでも今川に向けた行動であり、直虎が徳川に味方し、小野が城を開け渡す手はずになっていました。

徳川からも了承の文を返してもらい、そして政次と直虎は寺で囲碁盤を挟んで心を通わせます。直虎の城主としての資質を認め、忠義を尽くして支えていくと。直虎は嬉し涙を流し、政次は微笑みます。

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そして、小野家では、政次がなつへの気持ちをようやく言葉にします。なつも玄番を亡くしてから、ずっと支えあってきた義兄を慕っていました。二人の気持ちはかなり前から視聴者には分かっていましたよね。
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この短いけれど政次にとって幸せな時間と、その後にやってくる悲劇。報われぬ政次の愛の人生を生きることができたのは、高橋一生にとって役者冥利に尽きることだったのではないかと思いました。

政次の幸せな場面は、私をも幸せな気持ちにさせてくれました。今までのひねくれた所も本当は優しい所も愛しかったです。

来週の副題は『嫌われ政次の一生』。きっと政次の34日だけの城主が終わる悲劇が訪れるのだと思います。でも、あなたは嫌われ政次なんかじゃないよと、直虎も、なつも、頭も、小野の家臣も皆、あなたを愛していたと私は信じています。

だからと言って、イセクラではありません。単純に高橋一生という役者を10年ほど前から好きなだけです。円熟味が増してきました。