自分勝手なエンタメ日記

ドラマ・映画・役者さん・音楽に関する独り言

📺『1942年のプレイボール』

8月12日 土曜ドラマスペシャ

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出演 太賀 勝地涼 斎藤嘉樹 福山康平

   忽那汐里 でんでん 宮崎美子

お話は昭和十年代。父親の店が倒産し、長男の明が六大学野球から職業野球に移り、大活躍して家計を支える。しかし日中戦争開戦と共に明は徴兵され満州に行ってしまう。

代わりに、次男の二郎が職業野球に入り同じくピッチャーとして活躍していた。また、三男の登も阪神軍に入っていた。

太平洋戦争開戦と共に明が帰還。しかし戦場で肩と心に傷を負い婚約者の喜美子にも別れを告げ野球もやめようとしてしまう。

二郎の説得により、明は一塁手として大洋軍に。しかし、思いきり投げる度に戦場で手榴弾を投げ続けたくさんの人を殺したことを思い出してしまい、引退を覚悟した。

最後と決めていた阪神戦、負傷した捕手の代わりに明を推薦し、登が塁に出て盗塁した時に、思いきり投げてアウトにすることができた。思いきりプレイするから失敗しても野球は楽しいことを思いだし、自信を取り戻し、そして喜美子と結ばれた。

登は兵役へ。渉は甲子園がなくなり野球に熱意を失っていた。弟たちのために必死に野球に打ち込む姿を見せたいという二郎と明。歴史に残る壮絶な26回までの接戦に挑む。
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戦時下であるという悲しい運命を描きつつも、全体として暗くない。むしろ逞しく生きようとする青年と家族の温かさを描いた良作だった。

主演の太賀の芝居もよかった。優しく真っ直ぐだった。明役の勝地涼がこれまたよかった。出兵前と後の表情の違い、いろんな感情を静かに演じていたのが印象的だ。佇まいや姿勢も長男らしく背筋がピンと伸びていた。

今までの彼の芝居の印象を覆してくれて、何だか嬉しかった。

ちなみに、我が子はブラタモリがないことに初めは怒っていたが、このドラマにいつのまにか夢中になっていた。